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アジアの音楽と文化アジアの音楽を学ぶための学習教材。
アジアの音楽とその背景である文化を学ぶために15のテーマを設け、豊富な映像を駆使して解説する。
また、授業での実践例なども取り上げており、生徒のレベルに合わせた様々な授業を展開できるのが特徴。
国際理解や総合学習に役立つ、アジア民族音楽教材の決定版だ。

■収録内容
『第1巻 文化のなかの音?音と音楽?』
(1)音のいろいろ
・自然がつくる音
・自然と協調した音(自然を利用した音)
・人工的な音
・音から音楽へ(仏教寺院における鳴物)
・サウンドスケープ
(2)芸能の役割?バリ島のオダラン?
・影絵芝居を人が演じる劇 ワヤン・ウォン
・陰のない影絵芝居 ワヤン・ルマ
・悪魔祓いの儀式 サンギャン・ドゥダリ
(3)伝統と変容?沖縄の芸能?
・古典舞踊『諸屯』=古謝弘子
・民謡『帽子くまー』=田場盛信、我如古より子
・新しい音楽『花?すべての人の心に花を』=喜納昌吉&チャンプルーズ
『第2巻 音のなかの文化?声の社会学?』
(1)声による多彩な表現
・新内節(日本)
・歌謡曲(日本)
・バンソリ(朝鮮半島)
・ガ・ロ(中国)
・ホーミー(モンゴル)
・ラム・プータイ(ラオス)
・カーチュー(ベトナム)
・ケンジェ(インドネシア)
・宗教音楽アーイン(トルコ)
・古典音楽アーヴァーズ(イラン)
(2)インド亜大陸のイスラム宗教賛歌?カッワーリー?
・ウルス(聖者の命日祭)
・公的宗教行事でのカッワーリー
・私的宗教行事でのカッワーリー
・私的行事でのカッワーリー
・演奏会などでのカッワーリー
『第3巻 手を駆使した音楽表現?楽器の妙技?』
(1)アジアの「コト」=筝類
・グージォン(中国)
・ヤトガ(モンゴル)
・カヤグム(朝鮮半島)
・ダンチャイン(ベトナム)
(2)日本の「コト」
・俗筝の構造と調弦法
・俗筝の奏法
・唱歌
・『六段の調』演奏
(3)ゴング・クビャル?インドネシア・バリ島のガムラン?
・グンデルの製造と調律
・ゴング・クビャルの楽器と音楽構造
・『ジャヤ・スマラ』?ギング・クビャルの演奏?
『第4巻 音楽の拡がり?身体表現と表現空間?』
(1)ケチャ?バリ島の合唱劇?
・ケチャのリズムパターン
・物語の背景と役柄
・ケチャの上演
(2)京劇(ジンジュ)
・舞台の準備
・伴奏音楽
・化粧と衣裳
・京劇の上演
『第5巻 授業への展開(1)?実践例1?』
(1)カンカラ三線の製作と郷土の音楽学習
・カンカラ三線の製作
・授業1:三線の奏法に親しむ
・授業2:郷土の音楽の表現活動
(2)スンダ(西ジャワ)の合唱曲を題材とした体験学習
・授業1:スンダ音楽の紹介と演奏への導入
・授業2:合唱と楽器編成を工夫した合奏
(3)地域と一体となった太鼓の課外活動
『第6巻 授業への展開(2)?実践例2?』
(1)日本の音を素材にした創造的表現活動
・授業1:日本の音を考える
・授業2:和楽器による新しいひびきの発見
・授業3:和楽器による音楽づくりへの導入
・授業4:和楽器による音楽づくり 発表
(2)ケチャの体験学習?専門家によるワークショップ?
・ワークショップ1:手拍子による基本パターン/声による基本パターン
・ワークショップ2:打楽器の利用/振りをつける

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