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のちにソプラノサックスを多用するようになるショーターが、本作ではテナーサックス1本に絞ったワンホーン・カルテットで勝負している。
録音は66年。
ハービー・ハンコック(ピアノ)、レジー・ワークマン(ベース)、ジョー・チェンバース(ドラムス)が参加している。
エイトビートで演奏される自作のタイトル曲は、ジャズロックの名曲だ。
なんとなくうつろな感じで始まるテーマは、途中からハーモニーの変化が急になり、最後は収まりのいい決めのフレーズが出る。
ロックのリズムは使っているが、荒々しさやシンプルな力強さを表現するのではなく、ミステリアスで抑制のきいた、それでいてヒタヒタとおし寄せるような、迫力のある演奏になっている。
8分の6拍子で書かれたも、ショーターの代表作の1つだ。
(松本泰樹)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
『スーパー・ノヴァ』と『ウェザー・リポート』の間に位置し,ショーターの美意識が最も端的に表れた一枚。
響きとしては同時期の『モト・グロソ・フェイオ』の方が面白いがショーターのソロを楽しむならこちら。
34のsaxの響きの心地よいこと。
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2012/03/09 (Fri) 16:25:03
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2011/10/07 (Fri) 12:02:56
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