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内容（「CDジャーナル」データベースより）
30代半ばのメニューインが1951年に来日した際に日本ビクター・スタジオで録音した演奏を1枚のCDにまとめたもの。
ゆったりとした音楽ではたっぷりとヴィブラートをかけた甘い音色が旧き佳き時代を思わせ、テンポの速い曲ではテクニシャンぶりを示す。


内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
戦後初めて来日した大物外国人演奏家として、あの小林秀雄をも感激させたメニューインが、滞日中に吹き込んだ演奏。
オリジナル・テープからのリマスタリングということもあり、当時のメニューインがストラディヴァリウスから引き出してみせた美しい音色が満喫できるうえに、ショー・ピース系の作品における艶っぽい歌い回しが堪能できる点も魅力的だ。
後年はテクニックの不備を指摘されがちなメニューインが、当時はG線を蠱惑的に鳴らし、重音をのびやかに奏で上げる術を心得ていたことが実感できる。
(満津岡信育) --- 2005年09月号