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内容(「CDジャーナル」データベースより)
『フットプリンツ~ベスト・ライヴ』に続く、ウェイン・ショーター・クァルテットの近年のライヴ音源からベストをチョイスしたアルバム。
抜群のコンビネーションによる心地好いアコースティック・ジャズが楽しめる。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
ライヴ録音の曲の最後がフェイド・アウトすると凄く気になるんです。
この演奏の先に何かとんでもない不都合があったのではないか、と。
その不都合がいったい誰にとって都合の悪いことだったのか、と考えると胸が高鳴ってしまう。
LP時代は収録時間を伸ばし過ぎると音質がガクンと下がってしまうのでやむをえずFOという場合もままあった。
CDになって、’完奏’は当たり前になったように思っていたが、むしろ今は楽々編集の時代。
だもんで本アルバム・タイトル曲8のフェイド・インぎみの導入とあえてFOがとてもひっかかるのだ。
なんで今どきFOなのよ、と。
この曲でショーターはまるで水中の草のようなゆらゆらとした美を描出していたにもかかわらず。
そのとりとめのなさにもう少し、さらに長く触れていたい、と思うのに。
この尻の丸め方は余韻、というよりじらしである。
この4人組のうちのショーター以外の3人は、リズムとメロディの遊びと実験に打ち込んでいて、ショーター大先生を乗せる船の構築にばかり励んではいない。
大先生もそんなに簡単に乗れる船でくつろごうなどとはお考えになっておられるはずもなく、激しいショットで攻められてあえてまともに速攻で応戦することもあるもんで、3人も油断ができない。
しかし大先生の凄いところは3人の突進に同調しておきながらすっと身を潜めたかと思うと不意に一句詠むところにある。
俳句ばかりではなく短歌の場合もある。
して、その意味は? と聴く者に謎を掛けるでもなく。
しかし結果的には、他に常に多くを考えさせてしまう。
安易な快楽装置としてのジャズなどはるか昔に忘れ去った永続する思考と問いを、拘泥するのではなく、至極当然のたしなみとして奏でてしまう。
瞬間瞬間を読み解き創造しながら瞬時に忘却してゆく廉潔ぶり。
これは確かにひとつの境地。
武田泰淳の『目まいのする散歩』が読みたくなったが。
これも術中か? (湯浅学) --- 2005年06月号
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2012/11/03 (Sat) 15:56:51
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2012/11/03 (Sat) 15:56:51
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