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内容(「CDジャーナル」データベースより)
レギュラー・トリオによる第4作目。
今回は三人のオリジナル曲を持ち寄り(4のみピアソラ作)、楽曲面でも三者均等のトリオ・ミュージックに仕上げた。
スポンティニアスに音楽が変容していく連鎖する名演が聴ける。
小曽根は録音後ニューヨーク在住を決意した。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
ますます快調な小曽根真トリオによる最新作が登場した。
今回はピアソラ作の(4)を除いてトリオの面々が提供したオリジナルで固められている。
北川潔とクラレンス・ペンもコンポーザーとしてフレッシュな魅力を放っているのがこのアルバムだ。
たとえばペンが書いた(1)は、ハービー・ハンコックの「カンタロープ・アイランド」に似たメロディを持ったファンキーなナンバーである。
ジャズ・ロック的なリズムを取り入れたビートがかえって新鮮な響きを醸し出しているところも面白い。
小曽根は今回4曲のオリジナルを提供しているが(残りのふたりは各3曲)、リズミックなものやメロディックなものなどバラエティに富んでいて飽きさせない。
それにしてもこのトリオは面白い。
その最大のウリは変幻自在な演奏だ。
ピアノ・トリオとしての可能性を最大限に引き出してみせたのが彼らである。
古今東西さまざまなひとがピアノ・トリオというフォーマットで演奏を残してきた。
その使い古されたアプローチの中で、小曽根のトリオは極めて魅力的な演奏を積み重ねていく。
旺盛なアイディアと類稀なテクニックが融合されたところにこのトリオの魅力は息づいている。
三者三様――当初は小曽根+リズム・セクションという印象を与えていたトリオだが、いまや完全にユニットとしての存在感を前面に打ち出すようになってきた。
この作品は至るところでそうした印象を強く感じさせる。
チック・コリアのタッチを思わせる(8)など、どれもこの三人の出会いがなければ生まれなかった音楽であり演奏だ。
小曽根はこのレコーディングを機会に活動の拠点をニューヨークに移した。
それは何よりも、さらに自分の音楽性を高めるためだろう。
この作品でトリオは最高のレベルに到達したと思う。
しかし彼はまだこれで満足していないはずだ。
ニューヨークでの生活と活動が、このトリオをさらに高い地点へと向かわせるに違いない。
(小川隆夫) --- 1999年07月号
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最終調査日時
2013/07/13 (Sat) 21:26:02
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2013/07/13 (Sat) 21:26:02
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