ばいちょ(売価調査)、価格比較とネットでのお買い物を楽に

Amazon.co.jp
1999年のコンピレーション『Source Rocks』収録のファンク風トラック「Heatwave」は、フェニックスがこれまでのフランス発のディスコ・ブームとは異なるタイプのユニットであることを教えてくれた。
本作の基本路線がリスナーを戸惑わせるのも、陽気でレトロ調なロック・ナンバーであふれ返っているからだ。
メンバーのひとりであるキーボード／ギター担当のブランコはダーリン――ダフト・パンクの母体となったインディーズのユニット――の元メンバーだったが、ダーリンとは別の方向に進もうとしたにちがいない。
本作は、アメリカのFM局でヒットしたウェスト・コースト生まれのポップ・ロックを思い起こさせ、クロスビー・スティル・ナッシュ＆ヤングから「Jump」時代のヴァン・ヘイレンまでありとあらゆるミュージシャンに敬意を払っている。
スリリングな「Too Young」とうっとりさせる「On Fire」は騒々しくもすてきなポップソングで、愛情に満ちた替え歌でもある。
「Summertime」は熱狂のパワー・ポップのスラッシュで、「Embuscade」はスティーリー・ダン的なジャズ・ロックのインストゥルメンタル。
また「Summerdays」は、ビーチへと向かうのんびりとしたカントリー調の旅路と言える。
さわやかで知的で上出来なフレンチ・ロック――まずはそう呼びたくなる1枚だ。
（Mike Pattenden， Amazon.co.uk）
From Amazon.co.uk
?Heatwave?， the funk-flavoured track on 1999’s Source Rocks compilation， suggested Phoenix were another product of the French filtered disco wave. On the basis of United， it was a red herring because the album is suffused with breezy， retro-flavoured rock numbers. One of the band， keyboard player and guitarist Branco， was in Darlin--the indie act that spawned Daft Punk--but if they went one way， he surely went the other. United is reminiscent of West Coast American FM pop rock， with nods to everyone from Crosby Stills Nash and Young to ?Jump?-era Van Halen. The thrilling ?Too Young? and swooning ?On Fire? are rattling good pop songs that fall on the right side of affectionate pastiche. ?Summertime? is an enthusiastic power pop thrash， ?Embuscade? a Steely Dan-styled jazz rock instrumental and ?Summerdays? a carefree country-tinged trip to the beach. Refreshing， intelligent and successful French rock--now that is a first. --Mike Pattenden
商品の説明をすべて表示する