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内容(「CDジャーナル」データベースより)
最近のムターは自分のプロデュースを楽しんでいるようにみえる。
この演奏はある現代美術家のイメージを念頭においたアート・コラボレーションなのだそうだが、とかくふっ切れたように(過剰な面もあるけど)技の冴えを繰り出す姿には唖然とするしかない。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
なになにムターのヴィヴァルディ/「四季」だって? うーん、曲も曲だし、あんまりソソらんなぁ、なんて思いながらホントは聴き始めたのである。
ところがこれが大間違い。
やたらゾクゾクしてきて、聴くのを止められないほどの面白さに取り憑かれてしまった。
しかし彼女は当たり前だけど現代の演奏家だ。
分厚い弦楽合奏を引き連れての、堂々たる懐古的バロックはさすがにやらないし、さりとてハヤリものみたいな古楽器的アプローチにも与しない。
なんと彼女のアイディアは、エゲツないほどそれらからブッ飛んでいるのだ。
いわば表現主義的エンタテインメント。
具体的にはこうだ。
(検証1)ノン・ヴィブラートや特殊奏法を多用して、あ、これはもちろんオケにも、実にさまざまな音色と死にそうなppを作り出す。
(検証2)そうした音を武器にして、鬱々とした情念や、カルメンみたいなパッションを描き出す。
でもこれがまた色っぽい。
こういう演奏は男にゃできぬ。
(検証3)ブッ飛んだ譜読みをして、テンポもリズムもアーティキュレーションも、変幻自在に操ってしまう。
速いパッセージなんかはオケと一群となって、スリル満点に突っ走る。
とまあ書き出せばキリがないんだけれど、とにかくこんなにやりたい放題の「四季」も珍しい。
特に「夏」と「秋」は、めくるめくお楽しみの世界である。
でもよく考えてみれば、バロックなんてのは、その当時の人にしてみれば’歪んだ’音楽だったんだから、このムターの演奏はまさにそこを強烈に突いているのかもしれない。
そして指揮も兼ねているから、彼女のアイディアがオケに浸透しているのも成功の一因。
オマケはなんと、タルティーニの「悪魔のトリル」をザンドナイがオケ版に編曲したもの。
ここでもムターは文句なしに濃い。
最後に共演しているトロンヘイム・ソロイスツが、なかなかの腕利き集団であることも書いておかねば。
素早く多彩な変化をつぎつぎと繰り出すムターのソロに、アタフタするどころか、一緒になってブレイクしている。
(石原立教) --- 1999年12月号
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2013/12/01 (Sun) 23:04:09
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2013/12/01 (Sun) 23:04:09
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