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内容（「CDジャーナル」データベースより）
おなじみの「ツァラトゥストラ~」から始まるエルヴィスの未発表ライヴのCD。
72年のマジソン・スクエアでのもので，なんと完全収録盤。
シンガーとしては円熟期なのに，パワフルな躍動感が全編にみなぎっていて，聴いているだけで熱くなる。
必聴!
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
萬屋錦之助、勝新太郎と不世出の役者を相次いで失い、時代の流れを否応なく痛感させられる97年の日本だが、20年前のアメリカも1人のスターの死によってそんな想いがたれこめていた。
いわずと知れたキング・オブ・ロックン・ロール、エルヴィス・プレスリーの死去である。
没後20年にあたる今年、さまざまな企画盤がリリースされる中にあって、目玉といえるのが『アフタヌーン・イン・ザ・ガーデン』と題されたこのライヴ盤。

72年6月10日、エルヴィスはマディソン・スクエア・ガーデンで昼と夜にライヴを行ない、夜の部は『イン・ニューヨーク』として、公演からわずか9日後の6月19日に発売されているが、今回発売されるのは昼の部で、実に四半世紀ぶりに陽の目を見ることとなった。

ステージの構成は昼夜ともにほとんど同じだが、「別れの時まで」「ブルー・スエード・シューズ」「考えなおして」「アイ・リメンバー・ユー」の4曲は夜の部では歌われていないだけに、ファンなら是が非でも押さえておきたいアイテムの登場といえる。
(飯塚達弘) --- 1997年08月号