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内容紹介
SMTP、HTTPに次ぐ第3の主要プロトコルの有力候補として注目を集めるSIPは、VoIPベースのIP電話・TV電話・ビデオ会議・企業内電話システム・セントレックスサービス等のシステム。
VoIP以外でも、チャットシステムや家電などのリモート制御に用いられることが期待されています。
本書は、期待されるSIPベースのアプリケーションを作成するためのJavaの標準仕様「SIPサーブレット」を基礎から解説。
BEA WebLogic SIP Serverの評価版を使って、実際にSIPアプリケーションを試すことができます。
SIPの評価をしたい方、Javaの最新仕様をキャッチアップしたいJavaエンジニアに必携の書です。

レビュー
「月刊テレコミュニケーション」(2007年6月号)
NGNの出現によって、これまで公衆回線・携帯電話網とインターネット網とで別々の進化を遂げてきたサービスの連携が進み、より一層魅力のあるサービスの実現が期待されている。
NGNのサービス制御基盤であるIMSは、SIPをベースとしている。
SIPの技術は、IMS上で動作するコミュニケーションアプリケーションの開発に欠かせない要素となる。
本書は、このSIPをベースとしたアプリケーションを構築するための技術を解説する。
SIP環境で次世代通信サービスを構築する、IMS準拠のアプリケーションサーバー「BEA WebLogic SIP Server」の評価版を用いて、SIPアプリケーション構築について実践的に学ぶことができる。
テレコミュニケーション分野に精通していない人でも理解できるよう、第1章と第2章では、NGN/IMSの関連技術、SIPについて詳細に説明。
第3章では、Javaの標準仕様「SIPサーブレット」を基礎から解説する。
第4章と第5章では、実際にサンプルアプリケーションを操作しながら、アプリケーションの開発方法を理解することができる。

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