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コストや品質、管理の手法など、プロジェクトマネージャーの悩みは多い。
本書は、そんなプロジェクトマネージャーたちにいくつかの貴重な示唆を与えてくれる。
本書は、大きく5部から構成されており、「従来の(主にウォーターフォールモデルの)管理手法や常識の問題点の抽出」、「新世代の反復型ソフトウェア管理プロセス」、「具体的な管理手法」、「将来に向けての仮説」、「ケーススタディと著者の体験」からなる。
一般的に手法に関する著作は机上の空論に陥りがちだが、本書では著者の豊富な経験をもとに、読者にリアリティを与えながら自説を展開している。
とくに、第3部「ソフトウェア管理手法」では、組織作りから変更指示書のフォーマットに至るまで、具体的な作業の進めかたが細やかに書かれている。
評価尺度に関しても具体的に示されているので、現場に持ち込んで実践することも可能だろう。
また第5部では、コスト見積りモデルや変更尺度など、本書のバックボーンとなる具体的な指標について解説している。
また、著者の経験したCCPDS-Rプロジェクトの成果は、1つの成功モデルとして興味深い。
本書で解説される内容をすべて実現するには、相当の労力と時間を必要とするだろう。
しかし、本書のエッセンスを既存業務に当てはめていくことで、業務を現状よりもさらに良くしていくことは十分に可能だ。
ソフトウェア開発で管理者の立場にたつ人にとっては、改善の手がかりとしてきっと役に立つだろう。
(大脇太一)
出版社/著者からの内容紹介
本書では、現在幅広く適用されているWaterfall型開発プロセスと新世代の開発プロセスである反復型開発プロセスを対比して、後者が前者の問題点をいかに克復しようとし、克復するとしたらどのような点を考慮すべきかという点が大きなテーマになっています。
Waterfall型開発プロセスと反復型開発プロセスの対比は、以下の観点から行われています。
[目次] 第I部 ソフトウェア管理のルネサンス
第1章 従来のソフトウェア管理
第2章 ソフトウェアの経済的側面の進展
第3章 ソフトウェアの経済的側面の改善
第4章 古い手法から新しい手法へ 第II部 ソフトウェア管理プロセスのフレームワーク
第5章 ライフサイクルフェーズ
第6章 プロセスの成果物
第7章 モデルベースのソフトウェアアーキテクチャ
第8章 プロセスのワークフロー
第9章 プロセスのチェックポイント 第III部 ソフトウェア管理手法
第10章 反復型プロセスの立案
第11章 プロジェクト組織と任務
第12章 プロセスの自動化
第13章 プロジェクトの統制とプロセスの計測
第14章 プロセスの適合化 第IV部 将来への展望
第15章 新世代プロジェクトの概観
第16章 次世代のソフトウェアの経済的取り扱い
第17章 新世代プロセスへの移行 第V部 ケーススタディと裏付け資料
付録A ソフトウェア管理における実践の様相
付録B COCOMOコスト見積もりモデル
付録C 変更尺度
付録D CCPDS-Rケーススタディ
付録E プロセス改善とCMMへの対応づけ
用語集
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商品ジャンル
商品名
最終調査日時
2012/01/23 (Mon) 07:35:32
価格の変動(直近3回 : ¥0は未調査回)
取得日時
販売価格
ポイント
実質価格
在庫状態
2009/10/19 (Mon) 04:50:49
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2008/11/16 (Sun) 12:40:34
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1970/01/01 (Thu) 00:00:00
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