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内容(「MARC」データベースより)
大学学部レベルで原子核工学の入門と特論を講義した経験に基づき解説。
先進的プラント設計、建設における時勢の重要な変化、高速コンピュータの多用傾向など、原子力業界における大きな変化を踏まえた原著第3版の翻訳。
訳者 澤田 哲生, 2003/06/19
原子炉による宇宙エネルギーの解放と制御が人類に果たす役割とは?
原子核工学は宇宙物理学と密接な関係をもっています。
原子核工学の中心を担う核分裂は、ウランやプルトニウムなどの核分裂性物質がもつ物理的性質ですが、このような物質は宇宙で起こる超新星爆発によって創り出されることが分かっています。
恒星が重力崩壊する際に蓄えられた重力エネルギーこそが、核分裂エネルギーの源なのです。
つまり、核分裂エネルギー(核エネルギー)は宇宙の根元的な営みの賜です。
その意味で、核エネルギーは宇宙エネルギーであるとも言えるでしょう。
人類が最初に核分裂連鎖反応を原子炉のなかで成功裡に再現したのは、1942年12月2日のことでした。
シカゴでエンリコ・フェルミらのグループが実現したのです。
この炉は基本的には軍事目的に開発されたものでした。
あれから約10年後、冷戦構造のなかで、米国のアイゼンハワー大統領が、国連において、有名な?Atoms for Peace(平和のための原子力)?演説を行い、核エネルギーを平和利用のために解放することを宣言しました。
それから50年、原子炉技術は、幾多の問題に直面しながらも、人類の繁栄を支えるエネルギー源となっています。
経済的発展と環境問題のという相反する問題のなかで、人類にとってエネルギーはどのような意味をもつのか?そして原子力の果たしうる役割は?この問題に自ら解を見出す手引き書として本訳書をお送りします。
核エネルギーには、いうまでもないことですが、良い面も悪い面もあります。
だからこそ人類と原子力との関わりは興味深く意義深いのだとおもいます。
本書が、それを手にした読者のみならずこれからの人類にとって良い旅立への道標になれば幸いです。
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最終調査日時
2011/11/17 (Thu) 14:07:08
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2009/09/23 (Wed) 02:26:24
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