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内容紹介
本書は、はじめて「Adobe Premiere Pro CS3」を利用するユーザー向けに、Premiere Pro CS3の基本的な使い方をマスターできるように、操作手順を解説したガイドブックです。
したがって、本書を利用すれば、自分なりのビデオ編集ができるようにPremiere Pro CS3を使いこなすことができるようになります。

Premiere Pro CS3は、プロユーザーも含めてスタンダードなビデオ編集ソフトとして認められています。
それだけに、さまざまな機能を搭載し、使いこなすことも難しいのではないかと思われがちです。
しかし、Premiere Pro CS3を使っているとわかるのですが、ユーザーが利用したいと思う機能に合わせ、とてもうまくコマンドがグルーピングされ、使いやすいように並べられていることに気づきます。
それだけに、使い込めば使い込むほど、手放せないツールになっているのです。

しかし、はじめてPremiere Pro CS3に触れるユーザーにとって、そこまで使い込めというのも無理な話です。
そこで、本書では、筆者が普段使っている操作を、そのまま具体的な操作手順として紹介し、解説しているステップどおりに操作すれば、まったく同じムービーが出来上がるようにストーリーを構成しました。

したがって、1つの作業を終えたときには、以前からPremiere Pro CS3を使っていたのと同じように、Premiere Pro CS3を使いこなすポイントを身に付けているというわけです。
つまり、時間を掛けなければ習得できないテクニックを、手順どおりの操作することで身に付けることができます。

もちろん、本書だけでPremiere Pro CS3のすべての機能を使いこなすことができるわけではありません。
しかし、ビデオカメラから映像を取り込み、編集し、そして「Adobe Encore CS3」を利用してオリジナルなDVD-Videoを作成するという、一連の作業はできるようになります。
あとは、自分なりの工夫を調味料として加えれば、オリジナリティを高めたムービーを作ることができるようになります。

本書を利用すれば、ビデオ編集は、決して特別な作業でもなく、難しい作業でもないことがわかるはずです。
本書を利用し、多くのユーザーがオリジナリティのあるムービー作りを楽しめるようになれば幸いです。

(「まえがき」より)