ばいちょ(売価調査)、価格比較とネットでのお買い物を楽に

内容紹介 イノベーションの促進を司るキーストーン戦略とは?
ビジネス・エコシステムは既存の戦略論を凌駕する!
従来の企業戦略論で事業環境とされてきた「産業(構造)」や「市場」を、
本書では企業の内外がシームレスに結びついた「ビジネスネットワーク」あるいは
「ビジネス・エコシステム」(ビジネス生態系)と捉え、新しい視点や戦略パターンを示す。

また、ビジネス・エコシステムを運営するキーストーン戦略や、エコシステムの
価値創造に貢献するニッチ企業の戦略パターンを明らかにしている。

イノベーションを収益化するための企業の視点は、従来とは変わりはじめている。

従来「ビジネスモデル」と呼ばれることの多かった自社の視点での収益モデルだけでは、
実効的な事業戦略や事業ドメイン戦略、事業システムが描けなくなってきた。

ここで注目されるのが、「エコシステム」という概念である。
自社中心ではなく、
まず事業環境としての共生的な企業間関係があって、そのなかでの
自社のあり方を捉えていく。
自社のリソースだけでなく、
外部のリソースと組み合わせて製品・サービス・ソリューションを
構築するのである。
このような事業環境の認識に立つと、
イノベーションに対するアプローチも大幅に変わっていくだろう。

いまや、自社単独で実現できるイノベーションの余地は
ほとんど存在しない。
ビジネスのやり方を変えるには、
複雑な他社との共生関係への影響を熟慮しなければならないのである。

競争の舞台は企業間から企業ネットワーク間へと変化しつつある。

本書は、エコシステム戦略を体系化した初のテキストである。