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内容紹介 故郷で知った伝説の修験者「役行者」との因縁に導かれ、いまに息づく神秘の世界・ 山伏修行に身を投じた著者。
東京、吉野~熊野、八海山、羅臼岳、そして富士山――時空を超えて日本の山を駈けた渾身のルポルタージュ!
◎プロローグ 役行者とおかん
幼少を過ごした実家のそばにある鳴滝不動が役行者の開いた行場と知った著者。
病のため次第に失われていく視界におののきながら、自らの生に終止符を打ったおかん。
和歌山の実家で向き合った自分の半生、そして新たに引き寄せられる我が身の運命に思いを馳せ、著者は役行者の辿った山へと心を向ける。
◎大峯奥駈修行8泊9日
2010年、吉野山金峯山寺の護持院東南院から熊野本宮大社までの峰々(約170km)を8泊9日で踏破した山伏修行の記録。
一人きりでおこなう行ではなく、30人の大所帯で9日間山を歩くところに奥駈の真の意義があることを知る。
大企業で立派な役職に就いている人も町の床屋のおじさんも、ここでは同じ修験者にすぎない。
数々の個性的な人々との出会い、そして著者による参加者の地元再訪譚も収録。
◎八海山に行者あり
大峯奧駈修行で出会った人から聞いた「越後三山奥駈修行」。
トンネルを抜け眼前に広がった雪景色に、東北の山伏はどんな行をしているんだろうと期待が膨らむ。
現代登山の常識を超えた「伝説の山伏」と共に過ごした時間、真冬の深夜に滝に打たれる荒行への昂ぶり――幻想的な八海山修験の実相を見た。
◎地の果て、羅臼へ
同じく大峯奥駈修行の後半行程で見知った「佇まいのしっかりした」女性Aさんの住む町を訪ねるため、苫小牧行きの閑散としたフェリーに飛び乗った著者。
知床半島の羅臼にようやくたどり着き、Aさんの暮らしぶり、平凡でありながらも高潔な信仰心に触れる。
ヒグマの生息域を通り、羅臼岳登山にも挑戦。
◎富士山に登る理由
修学旅行の新幹線から見た富士山の強烈な印象が、著者を富士山の頂へと度重ねて駆り立てる。
日本一高く、でっかい山。
年間30万人が登る世界に例のない山。
講をはじめとする信仰の山、霊山。
アルピニズムと修験道、どちらもそこには山と人がいることを、富士山は教えてくれる。
厳冬期の富士登頂をめざし、死との恐怖と闘ったルポ。
◎エピローグ 終わらない山
2011年3月11日を起点に、終わることのない山への畏怖と自分自身への挑戦する心を言挙げする。
写真家として、この先あらためて自分は何をどう撮るべきかについて思いを馳せる、希望と感謝の言葉。
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最終調査日時
2013/02/25 (Mon) 09:34:26
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在庫状態
2012/04/23 (Mon) 00:33:49
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