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内容紹介 この本は投資の世界で語り継がれてきた相場格言や名言を通じて、市場の歴史や相場哲学、さらに投資家の行動心理などを学んでいただくために執筆したものです。
今日、相場格言の多くは投資家の一般教養として、投資書籍やインターネットなどを通じて知ることができます。
これらの文言をあらためて調べてみると、その背景には相場師の命運を左右した格言や、多くの投資家を成功に導いた名言も少なくありません。
これまでたくさんの投資本を読んできましたが、相場格言は使い方しだいで、ヘタな本を乱読するより価値あると思います。
もちろん、その文言が尊敬するトレーダーや著名な投資家の文言であっても過信や妄信は禁物です。
大切なのはこうした言葉に耳を傾けるゆとりある生活なのです。
本書に収録しなかった格言に「市場が血で染まっている時が、絶好の買い場である」という名言があります。
これはネイサン・ロスチャイルドがワーテルローの戦い(1815年)で、伝書鳩をつかった独自の情報網でナポレオンの敗北を知り、市場に奇策を仕掛けて巨富を得た史実に基づいています。
僕は昭和の人間なので、これまでいくつものバブル相場や金融危機を経験しています。
もっとも大きなものは、80年代の不動産投機と株式市場のバブルです。
当時は兜町のみならず日本中が異様な熱気に包まれていました。
グリーンスパン氏はバブルを「根拠なき熱狂」と表現しましたがそもそも熱狂に根拠などないのです。
バブル期の証券市場は、投資家にとって冷蔵庫のようなものでした。
誰もがそれぞれの思惑で買った株を、自分の口座にせっせと詰め込んでいたのです。
すぐ利食いしたい株は冷蔵室や野菜室に入れておき、資産として残しておきたい株は冷凍室といった感じです。
ところが……誰もが壊れるはずがないと信じていた冷蔵庫が、バブル崩壊である日、突然壊れたのですから日本中が大騒ぎになりました。
真っ先にやられたのはそのころ市場で囃されていた優良銘柄や値嵩株で、溶けたアイスクリームのように銘柄の多くはもとに戻ることはありませんでした。
ギリシャ神話に「パンドラの箱」の話しがありますが、バブルが弾けて飛び出したのは、恐怖と悲しみでした。
これが恐慌の正体です。
なぜ、このような昔話をしたのか自分でもよくわからないのですが、この原稿を整理しながら思い出したのが当時のことなのです。
「賢者は歴史に学び、愚者は体験に従う」という言葉がありますが、どちらも体験できるのが、本書に収録した名言や格言の魔力なのかもしれません。
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最終調査日時
2013/04/21 (Sun) 10:34:36
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2010/12/13 (Mon) 08:20:24
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