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出版社/著者からの内容紹介 本書は、戦国時代の性の問題を取り上げています。
江戸時代の性に関する本は、非常に多いと思いますが、戦国時代の類似本は少ないと思います。
それが、本書を出版するきっかけになりました。
取り上げている内容は、戦国時代の性観念から、結婚・離婚、性風俗、性病、回春法、性奴隷、男色まで、幅広く扱っています。
その点では、非常にユニークであると思います。
話の中身も具体的に取り上げていますので、臨場感たっぷりです。

　本書の特色は、一般向けにわかりやすく書かれていることはもちろんですが、信頼できる史料を探し出し、きちんとした根拠をもとに書かれています。
それは、単に日本の史料に限らずに、外国(外国人宣教師の記録など)の史料も用いています。
巻末の参考文献一覧をご覧いただければ、ご納得いただけると思います。
可能な限り出典を明示していますので、後から確認することも可能です。

　そのような点で、歴史に詳しい人から、これから学ぼうとする方まで、十分に楽しんでいただけると思います。
日本史の本は、どうしても政治・経済に目が向きがちですが、性の営みを通して、生活文化全般を垣間見ていただけると思います。
ぜひ手にとっていただけると幸いです。

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