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内容紹介 Penで大好評だった「茶の湯デザイン」の1+2を再編集、大幅増補した完全保存版。
その昔、中国から渡来した茶は、時を経て「茶の湯」というアートになった。
戦国の時代に変革のときを迎え、いまも受け継がれる伝統美の極みだ。
ある茶人は、こう言った。
「茶の湯の本質は、センスや美意識にある」
千利休が時代の寵児だった頃から、茶の湯はずっと、
互いの美意識を発露して、客をもてなすクリエイティブな遊びだったのだ。
茶室を知り、茶碗の魅力を解き明かし、
茶筅、茶器、茶杓など、茶道具の斬新なデザインに目を瞠る。
そして、茶の湯に欠かせない花、懐石、美しい菓子から抹茶まで、
伝統に磨き上げられた「茶の湯デザイン」を、いまこそ学ぼうではないか。
【はじめに】
「ユニバーサルデザイン」という単語が登場して久しいが、
ふたつの点で、極めて狭義の意味合いで使われているようだ。
まず第一に、モノ=プロダクトのデザインを指すに留まっている。
そもそも「デザイン」という言葉の語源をご存じだろうか?
「ディ・サイン(de-sign)」署名がない――
つまり、どこの誰がつくったかわからないが、誰もがみんな知っている
――そのような造形を、はたまた状況を指したものだ。
現在、我々の生活を彩るモダンなプロダクトのみが「デザイン」ではない。
第二に、ユニバーサルといっても、健常者と障害者、高齢者や幼年の区別を無くすことを意味し、
時代や国といった人と人、モノとモノ、あるいはモノと人を分かつ
あらゆる障害を越えて普遍的である……
という強い意味で使われているのではない。
世界を見渡すと、単なる今日的工業生産品を指す狭義の意味でなく、
広義の本来的なユニバーサルデザインが、実は随所に存在している。
時代の波に洗われながらも、消え去ることなく洗練の度を増し、
政治的にも、文化的にも国境を越えて、人の心の琴線を打ち震わせる?美?。
日本にもいくつか残されたそんなユニバーサルデザインのひとつが、茶の湯だ。
千利休に代表はされても、実際には武将・職人・商人など、
身分や時代、貧富の垣根を超越して、多くの日本人の手で編み上げられた茶の湯には、
?伝統?のひと言では語りきれない魅力がある。
受け皿となる茶室空間から、しつらえの代表格である花、茶碗、茶器、茶杓といったさまざまな道具、
果ては懐石や菓子、当然、抹茶まで。
茶の湯という文化を構成する要素、その魅力のひとつひとつを広く、かつ狭く、
デザインの観点から可能な限り解きほぐして味わいつくすこと、それが本書の目的である。
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最終調査日時
2011/12/30 (Fri) 02:21:48
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在庫状態
2009/12/28 (Mon) 17:17:36
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