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ブックレビュー社 空前のヒット商品iモード誕生の裏に,こんな波瀾万丈の物語があったとは知らなかった
1999年2月にサービスを開始したNTTドコモのiモードサービスの契約者数は,同年8月に100万を突破し,2000年8月にはおそらく1000万を超える。
これは,もはや単なるヒット商品ではない。
もしホームラン商品という言葉があるなら,これは場外ホームラン商品である。
これだけ利用者が多いのだから,iモードとは何か,という説明は必要ないかもしれないが,携帯電話でレストランガイドの検索,ゲームや占い,天気予報や株価情報のチェックが簡単にできるというサービスがiモードである。
もちろん電子メール機能もある。
利用料金は通話時間に応じた課金ではなく,送受信したデータ量に応じて課金されるため,時間を気にすることなく安心して利用できる。
おまけに利用者は意識していないかもしれないが,このiモードはインターネットにつながっている。
つまり,iモード利用者はインターネット利用者でもあり,NTTドコモは利用者数1000 万人をかかえる日本最大のインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)でもあることになる。
このiモード誕生の秘話を書いたのが,本書「iモード事件」である。
筆者は,1997年にリクルートからスカウトされて,NTTドコモ・ゲートウェイビジネス部企画部長としてiモードのコンテンツ開発を担当してきた松永真理さん。
彼女は,その功績からドコモ社内の技術部門の社長賞である「R&D賞」を受賞し,日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2000にも選ばれている。
本書は,彼女でなければ書けなかった,iモードが生まれるまでの様々な出来事をまとめたものである。
物語は,1997年3月,「とらばーゆ」の編集長であった彼女に「とらばーゆ」の話が持ち込まれるところから始まり,2000年3月に赤いバラの花束を手にNTTドコモを退社するところで終わる。
この間に,様々な事件が起きるのだが,ここでは紹介しない。
登場人物はみんな個性的で,生き生きと描かれている。
敬称を略させていただくが,頭の固いドコモ本社からチームを守るリーダーの榎,英語の単語を並べて議論をリードしていく経営コンサルタント軍団を率いる横浜,NECからやってきた「おじさん」の川端,演歌の好きな御曹司の笹川,彼女がベンチャー企業から引き抜いてきた夏野など,みんな魅力的に描かれている。
もちろん,最後は,iモードの大成功というハッピーエンドであることは分かっているのだが,読み始めれば途中で止められない。
次々と事件が起き,難問が持ち上がり,iモードサービスを担当するゲートウェイビジネス部やiモードプロジェクト自体の行方が心配になってしまう。
そして,おそらく読み終えた時,いつの間にか自分も彼女たちと一緒になってiモードを立ち上げたような錯覚におちいってしまう。
そんな本である。
(早稲田大学 国際情報通信研究センター 客員教授 前川 徹)
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最終調査日時
2013/05/04 (Sat) 15:44:27
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2012/05/09 (Wed) 07:34:03
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