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Book Description 世界的ベストセラー、オオトリ物語3部作の第2弾『Grass for His Pillow』は、読者を再び、目を見張るような景観を舞台に繰り広げられる権力闘争と忠誠心の板挟み、情熱的な愛を題材にした、架空の中世日本へいざなう。
『Across the Nightingale Floor』は、ニューヨーク・タイムズの「ノータブル・ブック・オブ・ザ・イヤー」の1冊、ブックマガジンの「ベスト・ノベルズ・オブ・ザ・イヤー」の1冊、スクール・ライブラリー・ジャーナルの「ベスト・アダルト・ブックス・フォー・ハイスクール・リーダーズ」の1冊（2002年）に選ばれ、世界的ベストセラーとなり、タイムズ紙（ロンドン）から「今年出版された最も感動的な小説」と評されているように、評論家の受けもよい。
シリーズ第2弾のこの物語で読者が再び降り立つのは、荒々しくも美しい忍びの里。
読者が初めて、タケオと彼の愛するシラカワカエデに出会った地である。
タケオは、親を亡くしオオトリのもとで育てられたのち、今では結束の固い「一族」の一員となった。
そして、カエデは、身よりがなく、マルヤマの後継者で、相続した領地を統一する方法を見つけ出さなければならないという女性だ。
複雑な社会階層制度のなか、忍びの一族が跋扈（ばっこ）し、忠誠と裏切りが交錯する状況にあっては、激しく愛し合う若い2人に居場所はない。
だが、この愛と野望と陰謀の物語で、タケオとカエデは、互いの特異な能力と秘めた強さに引かれあいながら、みずからの進むべき道を切り開いていかなければならない。
豊かな創造力が光り、評論家が絶賛するこのシリーズの次回作が熱望される。
--このテキストは、 ペーパーバック 版に関連付けられています。