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コロンブスの新世界到達を契機として、ヨーロッパ人は南米へと進出した。
黄金郷という見果てぬ夢を追い、己の全財産、全人生をかけて、彼らは探険を決行。
その黄金にかける情熱は、やがて南米北部におけるスペインとイギリスの覇権争いにつながっていく。
緑の秘境として知られるギアナ高地。
そこは黄金の争奪戦が繰り広げられ、探険を侵略の道具とする「探険帝国主義」の舞台だった。
黄金と領土争奪の五百年のドラマを追う。
目次 コロンブスの航海の本質
南米真珠狂騒曲
エルドラド伝説の誕生
オリノコ川のエルドラドの噂
サー・ウォルター・ローリーのギアナの発見
デフォーのオリノコ川植民計画
地図作成という侵略
「ギアナ高地」と探険帝国主義
ベネズエラ国境紛争とモンロー主義
ドイルの『失われた世界』の新解釈
パピヨンとエルドラド刑務所
黄金探しは今も続く ISBN 978-4-12-101964-6 新聞、雑誌掲載 日本経済新聞 2008年11月02日掲載 , 朝日新聞 2008年10月05日掲載 この他の新聞掲載本はこちら 著者情報 山田 篤美(ヤマダ アツミ)
美術史家・歴史研究者。
京都大学卒業、オハイオ州立大学大学院修士課程修了 ※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです
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2012/08/19 (Sun) 14:00:25
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