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白い巨塔 （2003年度製作版） Vol.3日本医学界の知られざる実態と、人間の生命の尊厳を描いた山崎豊子のベストセラー「白い巨塔」を25年ぶりに再ドラマ化(2003年10月よりフジテレビ系にて放送)。
舞台を現代に置き換え、医学界の内情とそれを取り巻く人間の業と愛憎を、徹底したリアリティで2クール(半年)に渡り描いた。
天才的技術と傲慢な人格を併せ持つ外科医・財前五郎に唐沢寿明。
対照的な性格の内科医・里見脩二に江口洋介。
ほか超豪華キャスト陣の重厚な演技が話題となったフジテレビ開局45周年記念にふさわしい本格派ドラマである。

特診患者・五十嵐の手術報告のため、東教授のもとを訪れた財前は、部屋に座る見知らぬ青年に直感的に嫌悪を抱く。
その男こそ、財前の落選を目論む東が選任した心臓外科の若き権威である石川大学助教授・菊川であった。
不安を覚えた財前は、里見に菊川のことを尋ねる。
里見自身は末期ガン患者・加奈子の延命治療のことで頭を悩ませていた。
全快した五十嵐は、退院の日、財前に『感謝の気持ち』と称し、第一外科に研究費として1億円寄付するという。
好きなように使え、という五十嵐の言葉に笑顔で応えた財前は、鵜飼の部屋を訪ねる…。

■収録話
第5話『祝宴』
第6話『父の姿』
第7話『毛嫌い』

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