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内容（「CDジャーナル」データベースより）
新実徳英は1947年生まれ。
近作の「ルクス オリジーニス」(始源の光)など、多彩な魅力を備えた室内楽作品を収録している。
自作解説で?宇宙観?という言葉を好み、自然に惹かれているという作曲者が紡いでみせる自在な音の波動と微妙な響きが印象的だ。


内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
1947年生まれの新実徳英、その作曲活動の持続力は一貫している。
このCDは2000年8月の草津夏季国際アカデミー&フェスティバルでの個展によるもので近作中心のプログラム。
新実の音楽には一貫した声の流れが感じられる。
それは音楽の構成法の一貫性から来るのだが、どの作品にも共通の歌い口があって、ある種の濃密な時間の流れに乗るようにして音楽が歌われてゆく。
20世紀の語法がその出自とは無関係に個人的な音の世界に取り込まれ、新実の歌を歌うための語法として自在に使われている。
(伊藤祐二) --- 2002年03月号