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内容紹介
第4回「鼻炎」
鼻炎治療は、基本治療の3段階(抗ヒスタミン薬→点鼻ステロイド→短期経口ステロイド)と2つの補助療法(点鼻抗アレルギー薬と鼻閉改善薬)をしっかりつかめば単純化されます。
第4回は図表と国際的なガイドラインを用いて解説します。
もちろん、くしゃみの数を数えたりする必要はありません。
そこで患者さんによって違う鼻炎の主症状に応じた薬剤の選択が一目でわかる表にしました。
これは必見です! また、実際の症例を用いて、種類の多い抗ヒスタミン・アレルギー薬、点鼻ステロイドを特徴に応じて使い分け、第1選択薬を例示します。
ステロイドは点鼻でもちょっと・・・という方のために、強力ではないものの副作用の心配が少ないインタールなどの効果を最大限に引き出す工夫も紹介します。
第5回「副鼻腔炎」
第5回は、外来で問題となることが多い遷延性の咳嗽を、アレルギーのほかにも副鼻腔炎、胃食道逆流症、上気道感染後の気道反応性の亢進、百日咳、喘息、咳喘息、Vocal cord dysfunctionなどの鑑別診断から治療まで、症例に基づいて解説します。
また、急性細菌性副鼻腔炎の診断に役立つ、画像を使わない診断基準などを紹介。
治療法の確立していない慢性副鼻腔炎に関しても、代表的な診断と治療の選択肢をそれぞれの特徴を含めて示します。
そして最後に、最近話題の自然免疫と獲得免疫に関して、単純明快な図を使用して解説。
ストレスや睡眠の影響などの最新知見を含めたミニレクチャーも必見です。
第6回「薬物(前編)」
薬物アレルギーは臨床医なら誰でも避けて通れない問題ですが、なかなか系統的に勉強する機会がないのではないでしょうか。
岡田先生の著書『アレルギー疾患診療マニュアル』では薬物アレルギーについて84ページも割いています。
第6回と第7回はこの中から、本当に必要なエッセンスだけを抽出し一気に解説します。
アレルギーの基本である<アレルギーか?アレルギーでないか?>、アレルギーだった場合の<I型か?非I型か?>の鑑別はもとより、薬物アレルギーの危険因子、抗生物質アレルギーの交差反応、再投与してよいアレルギー反応と再投与が絶対禁忌の反応について解説します。
そして、局所麻酔薬アレルギーやアスピリン・NSAIDアレルギーなどのよくあるアレルギーから、稀ではあるが重篤なスティーブンス・ジョンソン症候群やDIHS(薬剤性過敏症症候群)まで、広く深く網羅します!
第7回「薬物(後編)」
後編も、具体的な症例をもとに、ペニシリン系抗菌薬とセフェム系/カルバペネム系抗菌薬の交差反応、β-ラクタム系抗生物質経口減感作プロトコール、ST合剤過敏症とその脱感作療法スケジュール、スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)と中毒性表皮壊死剥離症(TEN)の分類/薬剤別頻度、アスピリン喘息、COX-1とCOX-2の働き、局所麻酔薬アレルギーの検査法まで、広く深く網羅します!
著者について
岡田 正人(聖路加国際病院 アレルギー膠原病科)
日本の大学病院でアレルギー膠原病科に所属後、1991年ニューヨーク・ベスイスラエルメディカルセンターにて内科研修。
1994年Yale大学病院にてアレルギー臨床免疫科と膠原病関節炎内科の合同プログラム臨床研修。
1997年フランス・コーネル大学の関連病院にて診療と教育に従事。
2006年より現職。
自治医科大学非常勤講師。
Yale Physician-Scientist Award・ACR Senior Rheumatology Scientist Award受賞。
米国内科・膠原病科・アレルギー臨床免疫科専門医。
著書:『レジデントのためのアレルギー診療マニュアル』(医学書院)など
商品ジャンル
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最終調査日時
2015/08/17 (Mon) 23:22:23
価格の変動(直近3回 : ¥0は未調査回)
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実質価格
在庫状態
2015/08/17 (Mon) 23:22:23
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2009/08/06 (Thu) 07:23:57
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