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内容紹介 ―1911年にその歴史が始まった
2011年、万年筆は国産化100年を迎えます。

これは、日本の筆記文化、手書き文化を検証するうえで重要な?事件?であることもさることながら、デジタルの波が押し寄せているからこそ、万年筆という筆記具の最高峰のさらなる価値が見いだされる機会となります。

本書は、長きにわたって新聞およびテレビ業界の現場と経営に深く携わってきた著者が、この?事件?に対して２年に及ぶ取材を行ない、単なる筆記具にとどまらない万年筆の魅力をジャーナリストの視点から考察した作品となりました。


―万年筆ファンならもう一本欲しくなる、万年筆新入生ならツボがよくわかる
万年筆ファンにとっては専門知識の整理と情報源として活用できるのはもちろん、万年筆について知りたい方にとっては入門書として充分に活用できる内容になっています。

万年筆の歴史の縦軸となるセーラー万年筆の歴史も照らし合わせて読めば、モノづくり会社のあり方のヒントが盛り込まれたビジネス書としても楽しめると思います。

キーボードより気持ちいい?肉体のオアシス?ともいえる万年筆の魅力に迫った本書は、まったく新しい万年筆本となっています。