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内容紹介
Adobe Photoshopは、デジタルカメラで撮影した画像の管理、補正、レタッチ、合成、Web用の画像を作成するビットマップ画像を処理する最も普及しているソフトウェアです。

Creative Suite4へのバージョンアップにともない、本書もいち早くCS4に対応した形での改訂を行い、CS4をお使いの一般ユーザー、デザイナー、フォトグラファー、アマチュアカメラマン、エンジニア等の方々を対象に、Photoshopの使い方の基礎から、画像処理、レタッチ、Webデザイン、書き出しまでをくまなく盛り込んで解説しています。

今回のバージョンアップでは、
・新しいタブ形式のウィンドウインターフェース
・滑らかなズームとパン
・マスクパネル
・3Dモデルのレンダリング編集と書き出し(Photoshop Extended)
・色調補正パネル
・カンバスの非破壊回転
・64bitマシンでの4GB以上のメモリへの対応(Windows版のみ)
・16bit/チャンネルのプリント(Mac版のみ)
といったところが注目の新機能です。

特に、医療系、3Dデザイン、建築系に携わるユーザーにとっては、3Dモデルのレンダリング、マッピングの編集機能をPhotoshop上で使用できることは、有益なことでしょう。

また、色調補正パネルでは、ダイアログボックスを出すことなく、色調補正レイヤーで何度でも写真の補正を行えるので、とても便利です。

本書は、このような新機能を踏まえつつ、画像のレタッチ・合成・デザインの例をふんだんに使いながらPhotoshop CS4の機能をくまなく解説しています。

Photoshop自体は非常にポピュラーなアプリケーションですが、画像処理自体は難解な理論を含んでおり、それらについてもできるだけわかりやすく記述することを試みています。

また、初心者の方にはできるだけわかりやすいように記述しつつ、かつ、上級者の方がわからないコマンドや操作、項目を辞書代わりに引くことができるよう構成しています。

本書で使用している画像は、ダウンロードして実際にやりながら覚えてみましょう。