お店のコメント(スペック情報を含む場合もあり)
Amazon.co.jp
SEがプロジェクトの工数を見積もり、コストをはじき出す作業は、たいていの場合、勘と経験と度胸によるものである、といったら言い過ぎだろうか(大企業でもそうであることが多い)。
結果として顧客が満足するケースは極めて少なく、8割程度のプロジェクトは何らかの不満を残す結果に終わっている、というデータも存在する。
すべてのケースに対応した手法が存在するわけではないが、より信頼性の高い結果を得るためには、きちんとした手法を習得することが望ましいだろう。
本書はプロジェクトの工数見積法である、「ファンクションポイント法(FP法)」を解説したものだ。
見積作業に従事するSE、あるいはプロジェクトの工数を見積もる必要のあるプログラマー向けに書かれており、確認問題と回答を備えた学習書としてデザインされている。
第1章では、システム開発の現状と見積もり手法の紹介を行い、第2章からFP法についての解説を行っている。
FP計測法の定義や実作業のフロー、実際のプロジェクトでの落とし込み手法などについて詳細に解説しており、抽象的なFP法の概念を例と演習問題で理解しやすいようにまとめてあるのが特徴だ。
第3章は、実際にFP法を適用するための演習となっており、クライアントサーバーシステム、Webシステム、ホストシステム、リアルタイムシステムの4つの例題を取り扱っている。
それぞれ目的・要件・要求定義といったクライアントからの要望とシステムの詳細を掲示しており、それらの情報をもとにFP法を適用する手順を解説していく。
内容はとても丁寧で綿密である。
重要な情報や考え方はメモとして掲示されており、例や画面情報もきちんと定義された具体的なものなので、十分に実践的な演習ができるだろう。
一般的に、見積もりはあまり重要視されていない傾向があり、成果の上がる方法を積極的に取り入れようとする企業も少ない。
しかし本来は顧客満足を引き出すための最も重要な作業の1つである。
プロジェクトの見積手法を身につけたい人にぜひおすすめしたい。
(斎藤牧人)
日経BP企画
失敗のないファンクションポイント法
見積もり手法の一つ,ファンクション・ポイント法に関する書。
同手法では,ユーザーから見た機能量を基にシステム規模を数値化し,工数を見積もる。
本書は,システム開発の現状と各種見積もり手法の動向,ファンクション・ポイント計測法の詳細,手法の演習――の3章で構成する。
手法の演習では,クライアント/サーバー・システム,WWWシステム,ホスト・システムなどの具体例を扱い,実践できるよう工夫されている。
巻末には用語集を掲載。
(日経オープンシステム2002/11/1Copyright©2001日経BP企画..Allrightsreserved.)
商品の説明をすべて表示する
商品ジャンル
商品名
最終調査日時
2011/10/09 (Sun) 14:23:53
価格の変動(直近3回 : ¥0は未調査回)
取得日時
販売価格
ポイント
実質価格
在庫状態
2010/01/07 (Thu) 22:34:17
¥3,360
0 %
¥3,360
2009/05/24 (Sun) 18:53:08
¥3,360
1 %
¥3,327
1970/01/01 (Thu) 00:00:00
¥0
0 %
¥0
サイト内キーワード検索
商品名の検索は通常の商品検索ボックスで。
コメントやスペックなどから検索したい場合はこちらから。
コメントやスペックなどから検索したい場合はこちらから。
広告