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出版社/著者からの内容紹介 【日本語別冊「はしがき」より】
　フランスのDidier社より2003年に発行された本書は、コミュニケーションを円滑にするための実践的な知識や表現力の習得を目的とする参考書です。
外国語としてフランス語を学ぶ学生や社会人を対象に作られていますが、日本版では日本人学習者向けに会話を全訳した別冊を付けて、より使いやすくしました。
◆本書の特徴
　本書では、「出会い」「意見を言う」「感情を表現する」など、日常生活に必要な約450のコミュニケーション行為が、3000を越す豊富な例文とともに11章に分類されています。

　各章には、様々な年齢や社会的環境のフランス人に対する調査に基づいて選ばれた使用頻度の高い表現が、くだけたものからフォーマルなものまで言葉づかい別に収録されています。

　また、フランス人がよく使う慣用表現や書き言葉で用いられる表現、さらに外国人が戸惑いやすい文化の違いや語法に関する多くの注が掲載され、生きたフランス語の知識を補っています。

　各章の最後には、その章で学んだ表現を使う様々な場面の会話があり、そのうちCDマークの付いた会話は付属CDに収録されています。

　日本語別冊には、各章冒頭の会話と最後の会話すべての訳を収めました。
◆本書の使い方
　巻末にあるフランス語や日本語の索引を引いて、必要な表現や場面を探してください。
３つの言葉づかい（標準フランス語、あらたまったフランス語、くだけたフランス語）が一目でわかるように位置や色の違いによって示されているので、その場に合った表現を選びます。

　言葉づかいは、年齢や社会環境、さらに地域によって異なり、ある人にとって標準フランス語でも別の人にとってはくだけた表現と感じられることがあります。
本書では学習者が失敗しないように中立的な立場をとるようにつとめました。
◆付属CD
　各章冒頭の会話および各章最後のCDマークの付いている会話、あわせて43の会話がドラマ風に収録されています。
臨場感あふれるCDを繰り返し聞いて生きたフランス語に慣れてください。