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Amazon.co.jp コンセプトを「概念」ではなく「本質」「特徴」「差別的優位性」と位置づけ、それを導く思考のプロセスやツールを紹介した1冊。
論理的思考が「わかりやすさ」を意味する整理体系化の思考なら、コンセプト思考は新たな価値や市場を創出する思考であるなどと論じるほか、ミッション&ビジョン、ビジネスモデル、戦略、商品開発、広告の5つのシーンで、具体的にコンセプト思考を実践してみせている。
コンセプトづくりのツールは、要件整理や仮説の体系化を行う「コンセプト・ツリー」と、仮説を絞り込み精緻化する「コンセプト・マトリクス」の2段構えで、3C分析、SWOT分析、PPMなどの分析ツールや論理的思考も組み込んだ一大仮説検証プロセスになっている。
それを、ドン・キホーテの「深夜の四次元ジャングル・ディスカウント・ストア」などのコンセプト開発にあてはめるなど、各シーンでケーススタディーを行っている。
事例はほかに、アイリスオーヤマのビジネスモデル、ベストセラー本の商品コンセプト、ジョージアの缶コーヒーの広告コンセプトなどが登場する。
自社との比較ができ、参考になるはずだ。
著者は冒頭で、コンセプトを持つ企業例として「コンシェルジェ・バンク」をテーマに新しい銀行像を目指すスルガ銀行や、「家を人に合わせる時代」を掲げてリフォーム中心のビジネスモデルを展開するペイントハウスなどを挙げ、コンセプトが不明確な他の金融機関やゼネコンの例と対比させている。
そのコントラストは印象深く、「差別的優位性」のコンセプトがいかに大切かが実感できる。
周囲に差をつける個人のスキルとしても有効だろう。
(棚上 勉)
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最終調査日時
2013/02/24 (Sun) 22:45:01
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2013/02/24 (Sun) 22:45:01
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