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日経ビジネス グローバリズムの問題点を指摘
著者は、今我々が無条件で肯定し、「必然」として受け入れがちな「経済のグローバリズム」について、注意深い考察が必要であると強調する。
「グローバリズム問題」は、最終的には国家や民族のアイデンティティーそのものの危機となり、我が国にも襲いかかってくる可能性があるからだ。
そこで、社会経済学、社会思想史を専門とする著者は、アダム・スミス、ケインズという2大経済学者の業績をグローバリズムという視点から問い直した。
彼らの理論を「鏡」として映し出される「現代のグローバリズム問題」の実像の解明を試みる。
上巻『アダム・スミスの誤算』では、?自由主義市場経済の父?として知られるスミスを取り上げる。
グローバリズムの理論家であるはずの彼が、実は貨幣経済の拡大によって地盤沈下し始めた18世紀英国の現状を憂えていたと指摘する。
また下巻『ケインズの予言』では、レーガン、サッチャーらによる市場競争主義の台頭で、過去の遺物と化したはずのケインズ主義に注目。
ケインズがなぜグローバリズムに反対したのかを改めて検証する。
グローバリズムの潮流をもろ手を挙げて歓迎する前に一読したい書だ。
(日経ビジネス1999/7/26号 Copyright©日経BP社.All rights reserved.)
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