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内容紹介 立石一真という経営者をご存知だろうか。
立石電機(現・オムロン)の創業者である。
だが、立石一真自身が目立つことを嫌ったこともあって、残した業績に比して、立石一真その人については広く知られているわけではない。
1900(明治33)年生まれ。
1991(平成3)年に没するまで、立石一真は技術者として?不可能?へ挑戦し続けた。
1960(昭和35)年、「無接点近接スイッチ」の開発に成功。
ゼネラル・エレクトリック、ウェスチングハウスさえ成しえなかった快挙である。
このスイッチは、自販機、電話交換機、新幹線や自動車のメーター、工作機械などさまざまな分野で使われている。
また、世界初のオンラインCD(キャッシュ・ディスペンサー=現金自動支払機)や、ATM(現金自動預け払い機)を開発。
これらによって窓口業務が機械化されて金融機関の週休2日制が実現、他の産業にも広がっていった。
日本の社会を変革させる起爆剤となったのである。
自動改札など、現在の「駅」の姿をつくったのも、ほかならぬ立石電機であった。
立石一真は、情の人でもあった。
「身障者が働ける工場をつくってほしい」という訴えに応え、「オムロン太陽」を設立。
後に多くの大手企業が福祉工場を建設しているが、その先駆けとなった。
妻に先立たれ、五男二女の育児に孤軍奮闘。
運命的な出会いと再婚、そしてつらい別れ。
絵画、謡曲、小唄、短歌、茶道……と多芸多才の粋人でもあった。
――魅力的な経営者の生涯を生き生きと描いている。
●目次
第1章 青雲の志
第2章 立石電機創業
第3章 倒産の危機、オートメーションとの出会い
第4章 プロデューサー・システム
第5章 夢のスイッチ
第6章 生い立ちと社憲
第7章 自動券売機、再婚
第8章 交通管制システム
第9章 CDと無人駅システム
第10章 健康工学、オムロン太陽電機
第11章 電卓の誤算
第12章 大企業病退治
第13章 人を幸せにする人が幸せになる
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最終調査日時
2015/05/03 (Sun) 18:16:15
価格の変動(直近3回 : ¥0は未調査回)
取得日時
販売価格
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在庫状態
2015/05/03 (Sun) 18:16:15
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2011/06/02 (Thu) 12:12:44
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