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出版社 / 著者からの内容紹介 ▼第123話/蜻蛉狩り五十三次7~17●登場人物/菊地鶴次郎(死に神の異名を持つ、手練れの同心)●あらすじ/鶴次郎は酒場で女刺客・集命に蜻蛉玉をあきらめるよう説得を続けていた。
だが、あくまでも蜻蛉玉を狙う集命は再び鶴次郎に襲いかかり、誤って鶴次郎の首に掛かっていた蜻蛉玉を飲み込んでしまう。
腹の中に蜻蛉玉を収めた集命は、すぐに江戸へ戻ろうとするが、蜻蛉玉の不思議な力によって動けなくなってしまう(第123話・8)。
▼鶴次郎に恋をした集命は、蜻蛉玉を手にしたものの江戸には帰らず、鶴次郎と行動をともにしていた。
やがて鶴次郎は旅の途中で知り合った桐という女を助けるため、やくざ者の安濃徳のもとを訪れる。
だが、桐を手放したくない安濃徳は、渡世人を使って鶴次郎を殺そうとする(第123話・12)。
▼蜻蛉玉を狙い、鶴次郎に次々と刺客を送っていたのは、なんと老中の酒井だった。
なかなか蜻蛉玉を手放さない鶴次郎に業を煮やした酒井は、ついに公儀お庭番・猫座を使って鶴次郎を殺そうとする。
だが、鶴次郎を殺したくない猫座の百八は、逆に酒井を殺してしまう(第123話・15)。