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エンジニアリングやサイエンスは高い英語力が求められる分野だが、理系のための英語にフォーカスした書籍はまだ少ないようだ。
著者は小学と大学時代を北米で過ごし、和英両語を操って執筆する、本人いわく「7:3の割合で日本語が達者なバイリンガル」である。
その著者が理系のための教材として選んだのが、世界に数ある科学雑誌の中でももっとも権威ある、英国の『ネイチャー』だ。
『ネイチャー』の翻訳に長く携わってきた著者は、「PART1 解説編」でこの雑誌を解体してみせ、どこから手をつけてどのように読めばいいのかを伝授する。
いきなり論文を読むのはつらくとも、「News and Views」やコラムページの性質や位置付けを読んでいると、これなら読めそうという気がしてくるだろう。
「PART2 実践編」では、『ネイチャー』に掲載された記事からピックアップされた、20のトピックスを実際に読んでいく。
「バイリンガルの脳を見る」「クロード・シャノンを悼む」「べっこう猫のクローンは虎猫?」など、内容はバラエティ豊か。
英文→解説→和訳の繰り返しでひとつのトピックスを読み、各トピックスの最後には、英訳問題と模範解答、科学英単語が載っている形式だ。
実践的な科学英語を教えながら、『ネイチャー』出版の歴史や翻訳の裏話やテクニックも明かされているこの本は、科学英語に興味のある人のみならず、翻訳の仕事をする(したい)人にも得るところが多いだろう。
(佐々木順子)
日経BP企画
『ネイチャー』を英語で読みこなす
自分の専門分野か否かにかかわらず、ネイチャーを英語で読みこなしたい。
そんな読者に向けた一冊がこれ。
著者は、1990年から12年間、日本版ネイチャーの物理・宇宙分野の巻頭翻訳を担当した人物だ。
本書の前半はネイチャーの歴史や記事の分類、読み方について述べてある読み物編。
後半は実際の記事の抜粋を英語で読んだり、関連する文章を英作文したりする実践編だ。
実践編で取り上げられている記事には、専門外の人にはわかりにくい、用語や研究の背景が大まかに説明されており、ここだけ読めば、ネイチャーを読むコツがつかめるようになっている。
既にネイチャーを英語で読みこなしているという科学英語の精通者にとっても、前半の読み物編には一読の価値があるうんちくが満載だ。
科学英語が得意な人もそうでない人も幅広い層が楽しめる一冊といえる。
(日経バイオビジネス 2003/09/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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2015/09/26 (Sat) 14:35:25
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