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内容紹介
本書は、セルシスのイラスト制作ソフト、IllustStudio(通称「イラスタ」)に対応した公式ガイドです。
趣味で仕事で、絵を描く場面においてペイント系ソフトは必須の道具となりますが、同人誌のカラー表紙などを作るときには、印刷現場の定番、Photoshop形式、CMYK形式が扱えることも重要になってきます。

そうしたニーズに応えるIllustStudioは、魅力的な機能を数多く実装し、作画効率をアップするツールが多数用意されています。
とはいえ、操作方法を熟知しないとその機能を生かすことはできません。
IllustStudioをフルに活用するためには、IllustStudioを使い慣れた諸先輩に教えていただくのが一番です。
本書は、諸先輩の代わりをなす解説書、ガイドブックという位置づけです。

●本書の特徴
1.ラフ、下描き、清書、彩色までの流れを解説
2.ペンやブラシなどの基本操作を簡潔に紹介
3.各ツールやパレットの役割がすぐ理解できる
4.難しい機能は作例をもとに順序立てて説明
5.実際の作画手順を紹介するメイキング講座も用意
下描きのレイヤーを参照して彩色する「参照レイヤー機能」、はみ出しを気にせず着色できる「クリッピングフォルダ機能」、塗り残しが発生しやすい箇所でも瞬時に塗れる「閉領域フィル機能」、遠近感ある絵を簡単に描ける「パース定規」など、言葉だけではイメージしにくい機能が数多くあります。
それらを実例とともに、わかりやすく解説しています。

もちろん線画はアナログで、以後の工程はアナログ原稿をスキャンしてデジタルで、という利用形態でも大丈夫です。
線画の抽出法や、ゴミ取りのコツももれなく紹介しています!
●本書の構成
1.解説ページ(第1章~第5章)
2.メイキング講座(第6章)
誌面を大きく分けると「解説ページ」と「メイキング講座」の2つの柱で構成されます。
実際の作画では、複数の機能を連携して使う操作も必要になってくるでしょう。
「メイキング講座」では、絵の描き方を通して各工程で使う機能やツール類を順序立てて解説し、ソフトの操作方法と同時に作画テクニックもわかる内容になっています。
IllustStudioユーザー必携の解説書です。

内容（「BOOK」データベースより）
リアルなペンタッチで多彩な描画を実現。
イラスト制作の全て(下描き→仕上げ&加工)をこのソフト一本でカバー。