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ブックレビュー社
国際経済学の第一人者が，世界各地で続発する経済危機の原因を分析し，迫りくる世界大不況を回避する方策を指摘
80年代に世界中から恐れられた日本の経済は，なぜ90年代に低迷を続けたのか。
97年7月のタイのバーツ切り下げの不手際は，どのようにしてインドネシアから韓国までのアジア経済をドミノ倒しにしていったのか。
経済小国に過ぎないロシアによる債務不履行が，なぜブラジル経済に大惨事をもたらし，米国の債券市場を立ちすくませたのか。
90年代に入り世界各所で頻発している経済危機の原因を，米マサチューセッツ工科大学のクルーグマン教授が独自の理論で分析している。
著者は同書を執筆した99年初めにおける世界経済の状態を，「世界的なレベルにおいては大恐慌と呼ぶに相応しいものではない」としながらも，「(危機に見舞われた)国々にとって，この半世紀で最も重大な危機」だったことから「大不況」であると指摘。
その状態から脱出するために何をしなければならないか，何が世界経済の繁栄を脅かしているのかを，解き明かしている。
ビジネスマン一般向けの啓蒙書と言える。
(ブックレビュー社)
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--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容（「BOOK」データベースより）
日本経済を救う秘策とは?国際経済学の第一人者が「大恐慌の復活」を予感し、その回避の方法を緊急に書き下ろした最新作。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

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